2010年4月30日金曜日

コンプレックスという名の鬼。

鬼が来た。
平和な村の
うちの家に。

真っ赤な、真っ赤な鬼が現れた。
腕は丸太みたい、お腹は大きな岩みたい。
コンプレックスの山からやってくる。

美術大学にもランクがあって。
俺が通ってたのは、3流学校。
ちなみに、高校も、3流学校。

真っ赤な鬼がせめて来る。


他人と比較すると
一気に鬼が顔を出す。


コンプレックス山の鬼は比較が大好き。
コンプレックス山の鬼は逃げるのが大好き。

あいやーー連れ去られていく。

人さらい。

どっと辛くなる。
非人道的だ!!
どうして、神様は僕たち人間に同じ力を与えなかったのか?
くそー!!
すんげーカッコいいモノ作ったり、良い映像作る奴に憧れるぜ!!

くぅ〜。
ぐうの音もでねぇ。

2010年4月25日日曜日

再び。

人に嘘をつくという事。
人を傷つけるという事。

それは、自分が体験しないと分からない。


人が嘘をつくという事。
人の傷が見えるという事。

それは、感じないと分からない事。


今日、知人に以前、嘘をついた事のお詫びにいった。

天気は晴れていた。晴天。すがすがしい陽気。

でも、心は不安だった。



寅屋のようかん。
結構良い値段がした。


当然、受け取って貰えて。許して貰えるものだと思っていた。



しかし、


知人は、受け取らなかった。



知人は、俺に失望していた。
そして、俺の事を思ってくれた。

人に嘘をつくという事が、一体どんな事なのか、


俺に教えてくれた。



心に深く刻み込まないと、また、嘘をつくだろうと。

だから、知人は寅屋のようかんを受け取らなかった。


ホント。



辛い。



謝ってるのに、、、許してもらえない。

辛い。

俺は、
辛くて、辛くて。


泣きそうで。

行き場のない、辛い思いを自分自身に刻み込む。

友達の行動は愛がある。

俺の様なゴブリンに、天から一本の糸を垂らしてくれる。


辛いよ。

そして、ありがとう。

2010年4月18日日曜日

mixi。

 おいらのパソコンに、知らない奴からメールが来た。

オイラと、友達になりたいようだ。


むむむむ!


うさんくさす。



mixiで友達を作る気になどなれん!!



 ネットで友達など出来るのか??
いや


出来ん!!



 その昔、オオウチって奴が、
出会い系に引っかかった  …みたいだ。

おっぱいモロ出し画像につられた、、

 もちろん、爆乳の持ち主は、横浜駅に現れなかった …様だ。
翌日、ドスの利きまくった電話があった。


 恐怖のあまり、3万円を振り込んだとか。

 兄に借金までして。


時は流れて、、、3年後。。。


 出会い系のさくらをやらないかと、知人に誘われた…様だ。




そして、時給1000円でさくらをやったとか、やらないとか。





ゆ•え•に


色々体験したオオウチュウは、

ネット上の出会いなど、信用していないのである!!




 mixiでメッセージ送ってくる奴なんて!!


 宗教、自己啓発、アムウェイの勧誘に決まっている。


ん?


あ!


むむむ。


自己防衛機能が働いている。


オイラ、一通りひっかかっている。


返事などするものか!!!馬鹿野郎!!クソ野郎!!
ハナくちょ野郎!!

金返せ!!


むむ!


とは言ったものの、、



興味がない…


事もない…。


 返信しようか迷う。


ちくしょう!!俺の好奇心が!!


あぁ!!

俺のソウルが!!

刺激を求めてる!!

未知への興奮!!


数年後、失敗談を友人に話してる
自分の姿が!!


輝いている。失敗に酔いしれている!!



自己陶酔。

ナルシスト!!

アナーキスト!!!


くそぉ、ネタを作りたがっている。

俺の細胞が!!

つまらない人間が、つまった人間になるには、
命を削るしかないじゃない!!


人が喜んでくれるなら。。

このつまらぬ命!

喜んで捧げます!!!



アディオスアミーゴ!!
メントス、クレメンザ!!


返信してみまっす!

2010年4月2日金曜日

嘘ついた、残念。

去年の暮れ。家が火事になった。

役所から家賃無料でマンション借りていた。


ボロマンションだったが、住めば都だった。
住人が良い人で居心地がよかった。


がしかし、3月一杯で追い出された。


役所に行って、もう少しいさせて!!
そう、ごねた。



無駄だった。役所は固すぎる。(イラつく)



ベランダに冷蔵庫を捨ててて来た。

こっそりと。



引っ越した翌日、知人から連絡があった。


知人「市役所の人とケンカになった!!大内君、冷蔵庫捨ててないよね?」

オオウチ「……」(……)

知人「まさか、大内君が捨てる訳ないよね。」

(………)

オオウチ「す、捨ててないです。」

(…。)

知人「なら良いけど。」


プー、プー




ヤバ





嘘ついた。



アパートに急いで行った!!
嘘ついた事を謝ろうか悩んだ。



恐い。罵倒されるかも。殴られるかも。妄想がひろがって行く。
恐くなった。嘘ついた。


冷蔵庫をこっそり持って行くしかない!!!
そうすれば知人にも役所の人にもばれずに、迷惑かけずに丸く収まる。


今思えば、バレるに決まっている。
嘘をついた自分が卑しいが、その時は必死だった。

自分が攻められない様に保身に走った。
全力で。


冷蔵庫は、ワンドアだったが軽くはなかった。
しかし、必死だったので軽く思えた。


今住んでる所まで、自転車で持って行く。


中々、バランスが難しい。自転車が思う様に進まない。

あちゃー。

電柱にぶつけたり、壁にぶつけたり、あげくの果てに車にひかれそうになる。
危なっかしい。


1mずつ。
少しずつ進んでいる。
完全に嘘を突き通せば、俺は嘘つきじゃなくなる。
何とかなる!!

信頼をなくす事なく。
そう思った。



ん?

前から、見た事ある人が自転車に乗ってくる。

あ、、

知人だ。

「冷蔵庫は俺のではない。」
そう知人に告げていた。
しかし、俺の自転車には冷蔵庫が載せてある。

知人は、俺が今まで見た事もない様な顔をしていた。


俺は呆然と立ち尽くす。

その瞬間。
必死だった保身の気持ちは吹っ飛んだ。


謝った。


知人に、アパートの人に、役所の人に。


やっちまった。
いつもやっちまってから気がつく。


人の気持ちって何だろう?



裏切ったり、
嘘ついたり、
傷つけたり、

いつも、やらかしてから考える。

初めて人の気持ちを意識する。

遅いんだけど。。


俺は、人に迷惑かけてから、初めて気がつくんだ。
昔からそうだった。


あんまし、変わんないんだ。

とても人間的な事なんだ。


今日は駄目駄目だった。
昼間からビールを飲んだ。


そうしないとやってられなかった。

人間的だ。

まぁ、嘘ついて自分守ったり、自分を良く見せようとしたりする自分が
嫌いになれない。